~やくしまの森~10月6日放送後記
今週から「やくしまじかん」の番組ナビゲーターを担当します。
森 万由子(もり まゆこ)です。
私は鹿児島で生まれ育ちました。
屋久島には、今まで二度訪れたことがあります。
一度目は学生時代。
縄文杉を見るために登山をしました。
当時登山初心者の私は、ジーパンを履いて臨みました。知らなかった。山の天気は変わりやすい。
急な雨に打たれ、水を吸った重たいジーパンを引きずるようにして縄文杉まで辿り着いたことを、昨日のように思い出します。
そんな苦い思いもあったのですが、たどり着いて見た縄文杉の神々しさはすべてを癒してくれました。そして、またいつか、ここに戻ってきたいと思いながら帰路に着きました。
今こうして屋久島との縁が再び紡がれたこと、本当に嬉しく思っています。
これから番組にかこつけて何度も屋久島に行こうと企んでいるので、ラジオを聴いているみなさんと、屋久島に流れる時間を公私共に楽しみたいです。
これからどうぞよろしくお願いします。
さて、今回のラジオ「やくしまじかん」。
「はめつけ!やくしま!」では、屋久島の情報発信サイトKITI代表の日高 武士さんにお話を伺いました。
山にはあまり登らない?との新事実。屋久島に住んでいる人は日常的に登山をしているのかと思っていたので驚きました。
屋久島検定では、ちょんまげ先生こと満園 茂さんから志戸子(しとご)集落についての問題を出題。
志戸子集落は、集落の中に、「字」(あざ)という更に細かな単位の集まりがあって構成されているんですね。「市」の中に「町」がある、みたいな感じでしょうか。
5万円する硯(すずり)も、使ってみたい、いや、違うな。拝んでみたいと思いました。
「屋久島支局だより」では、MBC屋久島支局の大内支局長に、台風24号による屋久島への影響と教訓を伺いました。
柑橘類の木々にも影響があったとのことでしたが、屋久島の美味しいたんかんはどうだったのでしょうか。
来年、無事出荷されたたんかんを食べられますようにと祈るばかりです。
それから、番組内で10月13日(土)に開催される「やくしま森祭り」の告知をしました。
私、放送内で「行ける方、羨ましいです」とあたかも行かないかのようにコメントしたのですが、実は……行くことにしました。(たまらなく嬉しい)
仕事終わりに屋久島へと向かいます。
初めての森祭り、またラジオでも感想などお話しできたらと思います。
まだまだ屋久島について知らないことばかり。
私にとっての初回である今回の放送は、新たな発見と驚きでいっぱいでした。
これから屋久島についてどんどん学んでいくぞー!ユルく、ときに熱く、頑張ります。
次回もどうぞお楽しみに。