Yakushima Time

おおくまよしゆき/シンガーソングライター・おやつと珈琲「雪苔屋」

ギター1本抱えて旅の途中、立ち寄った島で

それは、旅の途中。
沖縄ツアーを終え、ふらりと訪れた屋久島で、請われるままに「あゆみの森幼稚園」の園歌を作り、アルバイトやら住まいやら、次々と決まる中で、気がつけば、8度目の夏を迎えているのだった。

おおくまよしゆき/シンガーソングライター・おやつと珈琲「雪苔屋」

シンガーソングライターのおおくまよしゆきさんのスタイルは、ギター1本と自分の声だけ。軽やかな旅支度で今でも年に2回ほどツアーに出かける。これまでに「からっぽの闇」、「月の寝言」、「小舟」、「sitoko」と四枚のアルバムをリリースしている。

おおくまよしゆき/シンガーソングライター・おやつと珈琲「雪苔屋」

島に来てパートナーと始めた、かき氷とコーヒーの店「雪苔屋」は二度の移転を経て、この夏、あらためて「おやつと珈琲」の店として新築した。通年で焼き菓子と飲み物、夏場は従来通り、かき氷も提供する。
場所は、溶岩が水中に流れ出て急冷されたときにできる「枕状溶岩」で知られる田代海岸の近く。人工物が視界に入らない、照葉樹豊かな海岸だ。高速艇が発着する宮之浦港と安房港のちょうど真ん中に位置する永久保集落にあたる。

屋久島暮らし、第2章のはじまり

おおくまよしゆき/シンガーソングライター・おやつと珈琲「雪苔屋」

旅や引っ越しの多い生活を送ってきたおおくまさん夫妻だが、島の広葉樹や石を使った家具なども製作する「オダカ製作」や土地との出会いから、「家を建てたい」と自然に思えたという。
新しい住居兼店舗のために、その土地から採取した粘土を練りこんだタイルを「埴生窯」(屋久島町安房)が焼いてくれた。土地の造成や建築に、友人たちが様子見がてら寄っては手伝い、8月31日のオープンに至った。
照葉樹の森に囲まれた店は、オープンを待ち構えた人々でにぎわいをみせる。

時々に心強い仲間を得ながら、おおくまさんの冒険はこれからも続いていく。

おおくまよしゆき/シンガーソングライター・おやつと珈琲「雪苔屋」

取材:一湊珈琲編集室 高田みかこ

雪苔屋
住所 屋久島町船行1057-97
電話番号 080-4410-2706
ホームページ http://yukigokeya.blogspot.com