Yakushima Time

池田秀作さん/うどん屋「屋久どん」オーナー

“飛び魚”・“さば節”を使った料理が人気!

飛び魚の漁獲高日本一を誇る安房港すぐ近くにあるうどん屋“屋久どん”。屋久どんは、お店の目の前に海が広がりその向こうには種子島が見える絶好の場所に建つ。
オーナーである池田秀作さんは、安房集落の出身。高校から島外へ出て、22歳の時に家業を手伝うため島へ帰ってきた。

池田秀作さん/うどん屋「屋久どん」オーナー

“屋久どん”は、屋久島の名産品である“飛び魚”や“さば節”などを使ったお料理が人気。飛び魚の姿揚げや、さば節とカツオベースの出汁が決め手の屋久島うどんと丼のセットなどを目当てに、夏場は行列ができるほどの人気店だ。羽を広げて海上を飛ぶ姿が特徴的な飛び魚の姿揚げは、軽く塩をまぶした飛び魚を一晩寝かせて旨味を凝縮させ、それを2度揚げしたもの。羽はカリッとしていて、身は中までしっかり火が通り中骨まで丸ごと一匹食べるお客様もいるらしい。

池田秀作さん/うどん屋「屋久どん」オーナー

オーシャンビューの開放感あふれる店内に入ると、景色に負けないぐらい存在感を放つ雄々しい屋久杉のオブジェが目を引く。SNSにアップしたり、島のお土産話にと、ほとんどのお客様が写真を撮っていくというが、実は今はもう屋久杉が採れないことから、これらは大変貴重なもの。
「ただ置いてあるだけじゃその価値は伝わらない。これからはもっと言葉で伝えていきたい」と話す池田さん。かつては人見知りだったというのだが、今はお客様と話すのが楽しくてしょうがないという。
「屋久島を訪れるお客さんはいい人ばかりです。店に来てくれて、残さず全部食べてくれて、“美味しかった”とお礼言って帰ってくれる。ありがたいことにそんなお客様のおかげで毎日楽しく過ごせています」。

池田秀作さん/うどん屋「屋久どん」オーナー
毎日、目の前に広がる光景を眺めながら、自然のリズムを感じていると話す池田さん。朝日は海の向こうから上り、夜になると月の光が海に照らされ、見るたびに感動するのだという。
「僕は、この場所が大好きなんです」
訪れるお客様に自然の素晴らしさを伝えられるのは、そんな場所だからこそできることかもしれない。

(取材: Written by 散歩亭 緒方麗)

うどん屋 屋久どん
住所 鹿児島県熊毛郡屋久島町安房500-46
電話番号 0997-46-3210
ホームページ https://www.instagram.com/yakushima_yakudon_39/
営業時間 11時~14時半まで※ランチのみの営業
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