Yakushima Time

笹川美貴さん / 「島結(しまゆい)」商品開発担当

島内限定美味しくユニークな屋久島産あごだし

屋久島の東側に位置する安房集落。飛び魚の漁獲高日本一の安房港では、様々な種類の飛び魚が水揚げされる。そのなかでも“さがま”と言われる小さなサイズの飛び魚を使った商品が話題を呼んでいる。

笹川美貴さん / 島結(しまゆい) 商品開発担当島結の商品開発担当の笹川さん。

透明なボトルに小さいサイズの飛魚“さがま”が丸ごと一匹入った『屋久島 だし醬油の素』。調味料を入れるだけで“あごだし”が完成!美味しくてユニークなお土産品として大人気だ。その他姉妹品『屋久島焼きあご だし塩』『屋久島あごだし おかき』など、5種類の“屋久島産あごだし商品”を開発しているのは、「島結」の笹川美貴さん。2012年に東京から移住。先に移住した御主人は現在登山ガイドを担当している。

笹川美貴さん / 島結(しまゆい) 商品開発担当島結の商品5種類は、島内限定で販売

島に住むまでは魚を触ったこともなかったという笹川さんが“屋久島産あごだし”の商品を開発することになったきっかけは、東京の友人から「“あごだし”が流行っている」と耳にしたことだった。「屋久島こそ飛魚の名産地なのに屋久島産の“あごだし”が無いのはもったいない」と感じていたとき、偶然旅行先でペットボトルの中に“あご(飛魚)”が丸ごと入った“あごだし”の自販機に出会い、「これなら屋久島の飛魚でもできるかも」と商品開発へのヒントを得た。ちょうどその頃、安房集落にある「くんせい屋 けい水産」でスタッフとして働いた笹川さん。友人の漁師が持ってきた規格外の小さいサイズの飛魚“さがま”を見た瞬間「これだ!」と確信したという。

笹川美貴さん / 島結(しまゆい) 商品開発担当

さっそく商品開発が始まり、「屋久島の飛魚がもっと広まってほしい」という笹川さんの思いに共感した『くんせい屋けい水産』の田中代表の強力なバックアップのおかげもあり“屋久島産のあごだし”商品が完成した。

笹川美貴さん / 島結(しまゆい) 商品開発担当

実は“さがま”は、飛魚の中でも小さいサイズのため商品化しにくいと考えられ、現在は“さがま”を獲る船は少ないのだそう。「さがまを獲ってくれる船がもっと増えてくれると嬉しい!」そう笑顔で語る笹川さん。
「わたしがいま加工品を作れているのは、沢山の出会いのおかげです。まずは原料の“さがま”、そして商品開発のノウハウを教えてくれたり加工場をこころよく使わせてくれた田中代表、なにより魚を獲ってくれる漁師さんがいるからです」
笹川さんが島の中で出会った大きな愛情が、小さなボトルの中に閉じ込められている。

(取材:Written by 散歩亭 緒方麗)

 

笹川美貴さん / 島結(しまゆい) 商品開発担当「屋久島 だし醬油の素」(2018年水産品品評会 “水産庁長官賞” 受賞)

屋久島産さがま(飛魚)、屋久島一湊産サバ節、枕崎産カツオ節、北海道日高昆布 など各地域の名品が入り、瓶の裏には醬油やみりんなどの調味料配合の目盛が記載してあるので便利!

 

島結

  • 鹿児島県熊毛郡屋久島町安房2504-50
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