Yakushima Time

片山勝仁/雑貨屋「honu」オーナー兼サーファー

屋久島を時計の文字盤に例えるなら、ちょうど5時の位置にあるのが麦生地区。
雑貨屋のオーナー、片山勝仁さんは、実はサーファーでもある。

入籍したばかりの奥様と愛犬イルカとの、2人+1匹で暮らしている。

移住したきっかけは、サーフィン。しかし屋久島は自然が厳しくて、サーフィンに適さない環境だという。サーフショップもないこの島で、それでもサーフィンをするのはなぜだろう。

片山さんが経営する雑貨屋「honu」は、2006年にオープン。
サーフィンの「聖地」、ハワイの雰囲気を取り入れた、可愛らしいお店だ。
店の看板犬でもある“イルカ”は、その愛くるしさに、通りすがりの車が思わず引き返してくるほど!

スローな生活に憧れて島に移住する人々は少なくない。

「山のイメージが強い屋久島に、南国の海のイメージも作りたい」と、屋久島にやってきた片山さんだったが、親類縁者のいない場所で店を営むことができているのは、ライフスタイルと生業のバランスが取れてこそ。

Honuでは、片山さんがデザイン製作したアクセサリーを扱っている。原材料は、屋久杉をはじめ、夜光貝、黒蝶貝、水晶など。ほとんどが屋久島産だ。

「僕の作品はアートではない。僕にとってのアートは、サーフィンです」
屋久島がサーフィンに適さない土地だからこそ、サーフィンをアートとして捉え、そこで磨かれた感性を作品に投影することができるのかもしれない。


島からもらった素材を活かして生業にし、チャンスがあれば自然という名の波に乗る。
そんな生き方は、屋久島を訪れる観光客の目にはどう映るのだろう。

「夢を持たないようにするのが夢」そう語る片山さんの横にはいつも、愛犬イルカがのんびりと寝そべっている。

(取材:緒方麗)

片山勝仁/雑貨屋「honu」オーナー兼サーファー
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