Yakushima Time

~やくしまの森~ 11月17日放送後記

~やくしまの森~ 11月17日放送後記

「はめつけ!やくしま」

今週は、前回に引き続き、情報発信サイトKITI代表の日高武士さんにお話を伺いました。
屋久島では、9月の後半から11月の頭にかけて毎週のように運動会が行われているというお話でした。
幼稚園、小・中学校、高校、町、集落と、いった単位で行われているそうです。この時期の各家庭では、毎週お弁当作りにてんてこまい。そして、特に盛り上がるのが集落での運動会とのこと。集落の運動会では景品も数多く用意されており、ティッシュといった生活用品をかけて、みんな真剣に競技へ臨みます。

どの集落でも盛り上がるのは、「輪まわし」。自転車のホイールを木の棒で回し、その速さを競う競技です。日高さんいわく、屋久島ではこの「輪まわし」が隠れた伝統行事と言っても良いだろうとのこと。おじいちゃん、おばあちゃんの世代から代々伝わる輪まわしの技術のおかげで、どの集落でも子どもから大人にいたるまでみんなが上手に輪を回すことができるそうです。

この集落での運動会は、老若男女問わずみんなが参加し、かけっこ、そして11月3日放送の「屋久島支局だより」で大内支局長も挑戦していた「棒のぼり」など、各競技で誰が強いかを集落の皆さんは把握しているようで、それで各競技の出場者を決め、確実に「勝ち」を狙います。

また応援も見所のひとつで、名物おばあちゃんがかけっこのときに選手と並走している姿に、日高さんは元気をもらっていると話していました。私も「輪まわし」や「棒のぼり」、挑戦してみたいなあ。以上、今週は屋久島の「運動の秋」についてのお話でした。

「屋久島検定」

ちょんまげ先生こと満園 茂さんが屋久島・栗生(くりお)集落についての問題を出題。
この集落には、流人として当地で病没した薩摩一の剣術家の墓が共同墓地にあり、今も自顕流門下の方々が鹿児島などから供養に来ています。その剣術家の名前とは?という問題でしたが、正解は「薬丸長左衛門兼武(やくまるちょうざえもんかねたけ)」でした。
自顕流の流派の中に「薬丸流」という流派があるほど、有名な剣術家だという解説がありましたね。この問題に合わせて、曲もレキシの「きらきら武士 feat. Deyonna」を選んでみましたが、剣術家って武士かな?と後からもやもやしました。教えてください。

「屋久島支局だより」

MBC屋久島支局の大内さんが、10月30日に屋久島町の原へリポートで、鹿児島県警の航空救助要員がヘリコプターによる山岳遭難救助訓練を行ったことについてお話しました。
鹿児島県にいる30人の航空救助要員のうち、5人が参加した今回の訓練。風の強い中、ハーネスを使い、30メートル下にいる救助者を助ける訓練内容だったそう。助ける際、風にあおられてロープがまわるなどしてしまうため、高度な訓練が必要です。今回訓練に参加した一人に、鹿児島県で初めての女性の航空救助要員である、屋久島警察署の中村怜利(なかむら れいり)巡査長も参加しました。

日が暮れる時間が早く、登山者が遭難しやすい時期。中村さんは、年々屋久島では、女性の登山者も増えているので、心のケアなども含めた女性ならではの救助ができれば、と話していたそうです。楽しい登山が、最後まで楽しい思い出となるよう、登山する私たちも安全に気を配りながら登りたいですね。

~やくしまの森~ 11月17日放送後記

Writer.森万由子(MBCアナウンサー)