Yakushima Time

~やくしまの森~ 12月8日放送後記

~やくしまの森~ 12月8日放送後記

「はめつけ!やくしま」

情報発信サイトKITI代表の日高 武士さんにご登場いただきました。
屋久島も忘年会シーズン。日高さんの営む居酒屋「じぃじ屋」も更に賑わいをみせているそうです。

日高さんの体感では、今年の屋久島は例年より暖かいとのこと。しかし冬の屋久島の山は冠雪する景色が冬ならではの風景とのこと。そのため、この季節の登山客は、雪山登山にも挑戦するような、登山上級者の方が多いそうです。

そして日高さんの小さい頃には、屋久島には「雪祭り」なるものが開催されていたそうです。更に、日高さんのお父さんが小杉谷(こすぎだに)集落に住んでいた頃には、集落自体の標高が高かったこともあり小学校までそりで通学していたそうです(びっくり)。今では小杉谷集落のような標高の高いところに人は住んでいませんが、南の島とは思えないエピソードですよね。

また、日高さんの住む安房は島の東側に位置しているため、美しい朝日を望むことができます。そのため、日高さんの家の窓から初日の出も眺められるそうです。こたつで初日の出。いいなあ、贅沢。

さて、屋久島のお正月の伝統行事は、厄を払う「鬼火焚き(おにびたき)」。そして夜には、子どもたちが集落の家を回って、その年1年間の幸せと繁栄を願う歌を歌う「祝い申そう(いわいもうそう)」という行事があります。子どもの明るい声は邪気を寄せつけず、縁起がいいという理由から子どもたちが歌うそうです。

「祝い申そう」で歌われる歌は各集落によって異なり、放送内では、日高さんが安房の歌を披露してくれました。それぞれの家庭ごとにその一年かなえたい願いを歌詞に入れてもらうそうです。なんだか、フリースタイルのラップみたいですよね。

そして、歌を歌ってもらった家主は、歌ってくれた子どもや付き添いの大人たちにお菓子や、お金、お酒などを振る舞うというのが一連の流れとのことでした。

その地域では当たり前のように感じられる行事も、そこに住んでいない人にとってはとても新鮮なものに感じて面白いですよね。私たちも周りの人と、自分の地域のお正月やお盆といった行事について話をしたくなるような話題でした。

そして今週は12月22日(土)に、屋久島町の尾之間公民館で行われる『屋久島未来ミーティング』について、実行委員の福元 豪士(ふくもと たけし)さんにお話を伺いました。

現在約1万2500人の人が暮らす屋久島。30年後、島内の人口は1万人を下回るといわれています。そんな中でこれからの地域の人材不足、産業、福祉、教育、環境問題といった問題を島に暮らすみんなで考えていこうというイベントとのこと。

こちらのブログに今回のミーティングの様子が詳しく書かれていましたよ!(楽しそう)
https://yakushimamiraimeeting.hatenablog.com/

「屋久島支局だより」

12月1日に屋久島町の平内集落で開かれた、認知症の症状や予防などについて学ぶイベントの模様についてでした。このイベントは、屋久島町や町内の福祉事業所でつくる団体「ALIVE(アライブ)屋久島」などが開いたものです。

島内で唯一認知症サポート医の資格を持っている医師が講師を務めました。認知症の予防には日々の規則正しい生活や、適度な運動、そして考えて頭を使う習慣をつけることが重要で、毎日のご近所同士のふれあいや助け合いが大切だといえるだろうという内容だったそうです。大内さんは、屋久島が日々人とのふれあいや助け合いを大切にしている島なので、認知症の予防においてもいい場所だよなと、この講演を聴いて感じたとのことでした。

今週も屋久島の暮らしにまつわる興味深い内容が盛りだくさんでした。来週は屋久島のどんな季節の話題が待っているのでしょうか。お楽しみに。