屋久島 漁師らが魚の血抜きを学ぶ講習会
屋久島町で屋久島で水揚げされる魚をより美味しく食べるため、魚の血抜きの調理法を学ぶ講習会が開かれました。
水揚げした魚に血が残っていると臭みや鮮度が早く落ちる原因になるといわれており、講習会は、血抜きの方法を漁業関係者や飲食店などに学んでもらおうと町が初めて主催したものです。
講師で、宮崎県の水産会社の津本光弘さんは、魚のうまみを生かす血抜き処理を独自に考案し、動画サイトなどで紹介しています。
津本さんは地元で水揚げされたトビウオなどを使い、包丁を入れる場所やホースの水圧で体内から血を押し出す方法などを実演しました。
また参加者は、血抜き処理をした魚とそうでない魚を食べ比べ、血抜きの効果を実感していました。