屋久島の夏の海を探検

とうとう屋久島も梅雨明けして本格的に夏がやってきました。


撮影:加藤葵賛史 | 一湊(元浦)

今年は長梅雨で南部に住む僕のエリアは毎日が雨でした。やっと梅雨明けしてムシムシしていた日々も過ぎ、カラッとしていて、皮膚にジリジリと太陽の熱が伝わってきます。
長い梅雨だったので太陽がとても懐かしく、より特別に感じました。
移り変わる自然の有り難さに感謝ですね。

さて、夏はやっぱり水遊びがしたい!!屋久島は山岳地帯で有名な島ですが、川や海のスポーツもだんだんと観光客に広まってきており、山を登った後はゆっくり里で過ごす方も年々増えているように感じます。
今回は夏を感じていただけるように、水際にとっても近いスポーツ、スタンドアップパドルボード(SUP)に乗って一湊(元浦)の海を紹介して行こうと思います。

撮影:加藤葵賛史 | 一湊(元浦)

撮影:加藤葵賛史 | 一湊(元浦)

SUP に立ってあたりを見渡すと、自分の身長の分、海が透き通って底の地形がよくわかります。
みなさんはこの景色を見てなんて表現しますか?
僕は「うぅわーーー♪」言葉にならない声を出してしまいました。

初めて体験したことから出てくるちょっとした声とそれを表現する音が、自分の素直な心を表現してくれる場合もあります。
そんな時の記憶って、意外に映像的には覚えているけど、言葉にすると薄っぺらくなってしまったり、全く違った形に表現されてしまうのは僕だけでしょうか。笑
やっぱり、自分の目で見て体験してみるのが一番ですね。
さてさてせっかく SUP で漕いできたんだから、水の中をちょっとのぞいて見てみようと沖へ。
でも僕泳ぎはそんなに得意じゃないんです。。。汗

「屋久島の夏の海を探検」撮影:加藤葵賛史 | 一湊(元浦)

「屋久島の夏の海を探検」撮影:加藤葵賛史 | 一湊(元浦)

そんな方におすすめなのがインストラクターと一緒に SUP に乗って、沖へ向かうスタイルです♪

泳ぎが苦手な方でも SUP の上ならこんな見方も出来ちゃいます。
バケツの底が透明になってて、上から覗くことができる優れもの。
水に顔をつけるのさえも怖がっていた子供たちでも、こんな感じで全集中です。

体験したことがないことって、ドキドキしますが、一度体験してみると、きっとそのことへの恐怖心が少しづつ消え、探究心に変わったりします。
屋久島はまだまだメディアに紹介されていない美しい自然がたくさんあります。
ひとつの引き出しで帰ってしまうには、とっても!とっても!もったいない島なんです。
いつか屋久島で言葉にならない時間を過ごしたら、それは大切な人生の思い出に残っていくかもしれませんね。

ライター:加藤-葵賛史(akifumi-kato) Yakushima Film

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