屋久島みなみのつながるマルシェ:栗生に新たな賑わいを

どんなイベント?

2024年10月6日(日)の10:00-14:00、屋久島町栗生にて「屋久島みなみのつながるマルシェ」が開催された。会場には多国籍料理や、コーヒー、屋久島ではお馴染みの八万寿茶園のお茶、そして物販など屋久島の魅力溢れる5店舗が出店した。

  • 四世同堂: ちまき・中国茶 (@shisei_doudou)
  • Arc yakushima: 珈琲・水出しアイスコーヒー (@arc.yakushima)
  • 月水命: 月桃ハーブウォーター・シロップ (@alpiniazerumbet)
  • 八万寿茶園 (@hachimanjyu_tea)
  • comonoキッチン: ソムタム(青パパイヤのサラダ)・ヤムウンセン(春雨サラダ) (@comonokitchen)

月水命の月桃ハーブウォーターとシロップ

開催の目的

この日初開催されたマルシェは、出店者同士やお客さんを繋ぐ場を作りたいという想いから生まれた。また、栗生に来る目的を作ることで、地域活性化にも貢献したいと考えているようだ。

宿とコワーキングスペース&カフェを併設するArc yakushimaのコーヒー

今回の出店者のうち、3店舗は今年に入ってから開業もしくは開業予定のお店ということもあり、出店者からは「普段店舗を持たずに活動しているため、製品を知ってもらえる機会を貰えて有難い」「初めてお会いしたお店のオーナーもいて、良い交流の場となった」などと喜びの声が上がっている。

福岡県の糸島から屋久島へ移住した四世同堂のちまき

イベントの手応え

初開催にも関わらず、栗生に住む地元の方をはじめ、車で約1時間の距離にある宮之浦から訪れる方もおり、終始賑わっている様子だった。

主催者の想い

このマルシェを主催したのは、今年の3月に屋久島に移住し、6月に栗生で「comonoキッチン」をオープンした兒玉保光(こだまやすみ)さんだ。兒玉さんは屋久島に来る前に埼玉県狭山市に住んでいた。人と交流するのが好きで、今回この企画を立ち上げたという。
埼玉に住んでいた頃は、助産師と一緒にお弁当を配ってコミュニティを広めるなどの活動をしていた経験を持つ。

お店と彼女のこれまでの活動についての詳しい記事→https://yakushima-time.com/7223/

イベントを主催したcomonoキッチンの兒玉さんと、八万寿茶園に務める旦那さん

屋久島でのイベント開催は今回が初めてであり、「まずは小さく」という気持ちでマルシェを企画した。

今後の開催について

マルシェは、毎月第一日曜日に定期開催を目指している。(集落の行事などと被る場合は変更あり)

兒玉さんは、定期開催することでこのマルシェが地域に根付いていくことを願っているという。また、将来的には、出展規模を拡大し、より多くの店舗が参加できるマルシェを目指しているとのこと。今後、開催場所について区や町にも相談したいと意気込みを語ってくれた。
屋久島では、マルシェの開催自体がまだ少ない。だからこそ、このマルシェが定期的に開催されることへの期待は大きい。新たな「南の風」が、栗生に、そして屋久島全体に、活気をもたらしてくれることを願う。

Photo & Text:SHU ITO

【会場】comonoキッチン店内
【住所】〒891-4409 鹿児島県熊毛郡屋久島町栗生1060
【イベント発信・マルシェへの出店希望】https://www.instagram.com/comonokitchen/

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