元サッカー日本代表・釜本邦茂さんが講演 屋久島町
元サッカー日本代表の釜本邦茂さんが、このほど屋久島町で講演し、サッカーへの思いなどについて語りました。
元サッカー選手の釜本邦茂さん(76)は現役時代、日本サッカーリーグで通算251試合202得点で得点王7回など活躍のほか、サッカー日本代表として1968年メキシコオリンピックではアジア人初の得点王に輝き、日本チームの銅メダル獲得に大きく貢献しました。
講演会は屋久島町のホテルが招待して開かれたもので、釜本さんが屋久島を訪れるのは30年ぶりです。
講演では現役時代のエピソードを交えながら、離島などで十分な練習環境がなくても、自ら考えて繰り返し練習を重ねることの大切さを子どもたちに伝えました。
(参加した中学生)「トレーニングを毎日続けることが大事と聞いて、自分も頑張ろうという気持ちになった」
(釜本邦茂さん)「繰り返し繰り返し、誰もいなかったら自分でボールを上に投げて落ちてくるボールを止めるとか、壁に向かってボールを蹴るとか自分で考えてやることが大事」
講演会のあと、釜本さんは子どもたちと記念撮影を撮り、交流を深めていました。