屋久島で江戸時代の「知恵の輪」に挑戦

鹿児島県屋久島町で、江戸時代の暮らしなどを学ぶ講座が開かれ、参加者が、当時、庶民が遊んでいた知恵の輪に挑戦しました。

講座は、屋久島町の歴史民俗資料館が開いたもので、屋久島出身の歴史学者で奈良大学の鎌田道隆名誉教授が講師を務めました。
講座では、江戸時代の絵本や古文書を読み解きながら、庶民の暮らしぶりや遊びなどに触れたあと、当時、実際に遊ばれていた知恵の輪を再現して、挑戦しました。

知恵の輪は、紐に通した2つの筒を、板で仕切られて離れている状態から、1本の紐のもとにまとめるというもので、参加者は、頭を悩ませながら知恵の輪と格闘していました。

(参加者)「自分の頭の中で、一生懸命考えながら、素朴だけどけっこう頭を使う、面白い」

(講師 奈良大学・鎌田道隆名誉教授)「ちょっと昔の人たちの心に触れる仕掛けができればいいと思ってやっている」

この講座は、今月17日にも開かれる予定で、申し込みは、町の歴史民俗資料館で受け付けています。参加費は無料です。

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