吉村卓海さん/屋久島町地域おこし協力隊・「屋久島国際写真祭」実行委員
この夏から、「屋久島町地域おこし協力隊員」として島暮らしを始めた吉村卓海さん。島の東、楠川地区に広がる耕作放棄地を地域活性化のために活用するというプロジェクトを担当している。
商品化や流通を見越した作物を選ぶために、今は聞き取り調査の最中。やぶになっている畑の開墾も始めなくてはならない。
“写真”が結んだ縁で、屋久島暮らしスタート!
そんな吉村さんには、写真家としてのもうひとつの顔がある。
9月30日まで、南フランスのアルルで開催中の「屋久島国際写真祭展」でも作品が展示されている。
「屋久島国際写真祭」は、屋久島での写真展示やワークショップを通して、写真家、参加者、島民が交流を深めることを目的とした祭。今年で3回を重ねる。屋久島では、11月3日から5日間に渡って開催予定で、今は準備の真っ最中だ。
吉村さんは、このイベントに関わる中で、屋久島の人や自然に惹かれ、5年間勤めた園芸会社を退職して、「地域おこし協力隊」に応募した。
耕作放棄地の活用だけでなく、すでに町内で活動している2人の隊員とともに、年に1回開催される「地域おこし協力隊全国サミット」に参加したり、SNSで島暮らしの情報を発信することも業務のうち。3年間の任期で、その活動は多岐に渡る。
写真と農業を通じて、島の魅力を発信する。
吉村さんの取り組みは、始まったばかりだ。
屋久島町地域おこし協力隊
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屋久島国際写真祭(Yakushima Photography Festival) | http://ypf.photos |