国内最大のウミガメ産卵地 屋久島で今年初確認
屋久島町の永田地区で、今年初めてウミガメの産卵が確認されました。
日本に上陸するアカウミガメの半数以上は県内に上陸しているとみられていて、なかでも屋久島町永田の砂浜は国内最大のアカウミガメの産卵地です。4月から7月にかけてが産卵シーズンで、去年はおよそ3000回の上陸が確認されました。
ウミガメの調査・保護活動などを行うNPO法人 屋久島うみがめ館が25日朝、砂浜に産卵の跡を発見し、調査したところ86個のアカウミガメの卵が確認されました。卵は波で流される危険があったため、スタッフが安全な場所に移しました。埋めなおした卵は、7月下旬ごろにふ化する見込みです。