屋久島のガイドが高校教職員に救命訓練 コロナ対策も

鹿児島県屋久島町の通信制高校で、教職員を対象に救命講習が開かれました。

これは屋久島町の通信制高校・屋久島おおぞら高校が、生徒などの救命のために教職員を対象に毎年行っているものです。消防が発行する応急手当普及員の資格を持つ7人のガイドなどが、教職員に心臓マッサージの仕方やAEDの使い方などを教えました。

新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、今年は、傷病者が感染の疑いがある場合を想定した訓練も行われ、心肺蘇生を行う人は手袋やマスクをつけることや、傷病者の鼻と口にハンカチなどをかぶせて心臓マッサージをする方法などが紹介されました。

(参加した教員)「距離をとったり感染予防するところで、実際に気にしながらしっかりコロナに対応していきたい」

(応急手当普及員 伊熊清明さん)「コロナ対応も考えなければいけないので、その部分をかなり強めに伝えました。いろんな生徒が来る場所でもあるので、もしもの時に備えた動きをみんなができるようにと願ってやった」

関連記事一覧