屋久島の通信制高校がオンライン授業

鹿児島県屋久島の通信制高校で、全国各地にいる生徒と結んだオンライン授業が初めて開かれました。

屋久島おおぞら高校は、全国から入学ができる通信制高校で、先月1日時点で8111人の生徒が在籍しています。年に1回程度、全国から屋久島に生徒が集まり授業が行われていますが、今年は新型コロナウイルスの影響で屋久島町が来島自粛を呼びかけたことから、初めてオンラインで行われました。

授業は国連が定める「世界環境デー」の今月5日に開かれ、50人以上が出席。屋久島の近海でとれるトビウオの燻製や、樹木からとったオイルなどを販売する店を紹介し、地域資源を有効活用する島の取り組みを学びました。

(屋久島おおぞら高校 宮下涼平さん)「屋久島に来たくてもこういう状況で来れない生徒もたくさんいますので、全国とのつながりも島民とのつながりも大切に、つながりを屋久島から皆さんにお届けできるような授業をこれからも展開していきたい」

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