梁貴子さん/「屋久島ダイビングスクール たつのこ」

梁貴子さん/「屋久島ダイビングスクール たつのこ」

ダイバースーツに身を包み、いざ身体を水に預けると、楽しそうに動き回る魚たちや、悠然と泳ぐウミガメたち。
屋久島の海は、山と同じ、神秘的な世界が広がっている。

梁貴子さん/「屋久島ダイビングスクール たつのこ」

岡山県出身の梁貴子さんは、永田地区にある「屋久島ダイビングスクール たつのこ」の2代目オーナー。2008年に、友人が経営していたダイビングショップを引き継ぐため、屋久島に移住してきた。
大学、社会人生活を関東で送っていた時、旅行で訪れた宮古島で体験ダイビングをしたことがきっかけで、その世界に魅せられたという。それまで働いていた仕事を辞め、ダイビングショップで働こうと決心した。

「屋久島の海は、関東付近の海と南方の海とが混ざったようで、綺麗な魚も地味な魚もどちらも見ることができます。だから初めて潜った時は不思議な感覚になりました」

そう語る梁さんが営むダイビングスクールの拠点は、屋久島の北に位置する永田地区。そこは、海が美しく、アカウミガメの世界有数の産卵地としても有名な場所だ。

梁貴子さん/「屋久島ダイビングスクール たつのこ」

「屋久島の海は、山や森に負けないぐらい素晴らしい海だと思います。例えば、宮之浦岳に登ると大きな岩が目を引きますが、不思議なことに海底にもそれと同じような大きな岩が広がっているところがあります。また、水中では小さな珊瑚がよく育ち、沢山の種類のお魚たちが元気よく生活している様子を見ることができます」

梁貴子さん/「屋久島ダイビングスクール たつのこ」

梁さんのおすすめのポイントは、海底に零戦のような機体が沈んでいる場所。そこには、魚たちはもちろんエビやカニたちも集まり共同生活を送っているのだとか。
お客さんにも大人気のスポットらしい。
屋久島の真っ青な海の世界は、緑の森の世界と同じぐらい、その自然の営みを感じとることができる。1年中そして24時間潜れる海はダイバーたちにとって魅力的なものだろう。

梁貴子さん/「屋久島ダイビングスクール たつのこ」

MBCラジオ「やくしまじかん」 2017年11月18日OAより

屋久島ダイビングスクール たつのこ

住所 〒891-4201 鹿児島県熊毛郡屋久島町永田559-6
電話番号 0997-49-6590
営業時間 7:00〜20:00
ホームページ http://www.yakushimatatsunoko.com/

関連記事一覧