皆川直信さん/屋久島公認ガイド・写真家

屋久島オリジナルカレンダーが好評の写真家、兼ガイド「なんなん」

「なんなん」というニックネームで親しまれる皆川さんは、ガイド歴13年。
バックパック一つでふらりとやってきた青年も、島で伴侶と出会い、2児の父となりました。
東京でグラフィックデザイナーとして働いていた皆川さんが、初めて島を訪れたのは、社員旅行。
元々、巨木巡りが趣味だったこともあって、すぐに島の魅力にとりつかれ、移住を決めたといいます。

皆川直信さん/屋久島公認ガイド・写真家

ハイシーズンの忙しさが、一段落するこの季節、皆川さんの恒例となっているのが、オリジナルのカレンダー配り。その年のベストショット24枚を壁掛けと卓上、2種類のカレンダーに仕立て、ガイドのリピーターや普段お世話になった方々にお歳暮替わりに届けます。満月、新月に加え、屋久島で年に3回、山仕事を控える「山の神の日」も記しているのが、小さなこだわり。
島の土産物店や運営するオンラインショップで販売もしており、毎年楽しみに求める人も。

皆川直信さん/屋久島公認ガイド・写真家

今年のお気に入りは、黄色く色づいた「ヤクシマオナガカエデ」が苔むす森に散り敷かれた11月の写真。夏だけでない屋久島の魅力が、ふんだんに写し出されています。季節ごとにきがった表情を持つ屋久島の森ですが、なかでもオススメは、「新緑が一斉に芽吹く春」。3月、4月のエネルギーに満ちた森の雰囲気は格別のもの。

動植物の美しさだけでなく、「山頂の祠や、森の中の切り株、手づかずに見えて、長い歴史を持つ森と人との関わりもこの島の魅力」と語る皆川さん。島の魅力をより深く伝えるため、精進の日々を送っています。

皆川直信さん/屋久島公認ガイド・写真家

美屋久(びやく)/エコツアー企画・運営・ガイド・写真撮影・写真販売

住所 891-4206 鹿児島県熊毛郡屋久島町楠川1477-6
ホームページ http://biyakushima.com

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