相良知恵さん/NPO法人じゃがいものおうちスタッフ

相良知恵さん/NPO法人じゃがいものおうちスタッフ

空に向かって突き抜けるようなモッチョム岳を背に12角形の木造の建物「じゃがいものおうち」。
屋久島の南にある尾之間地区で、障がいを持つ人たちが、どうしたら明るく健康に暮らせるのかを考え、
みんなが集まれる場所として設立された。風の強い日も、雨の降る日も、みんなが集まるあったかい場所。

相良知恵さん/NPO法人じゃがいものおうちスタッフ

相良知恵さんは、“NPO法人じゃがいものおうち”の職員。長女が生後7か月の時から勤務し、今年で9年目になる。
「小さい娘を連れての職場は、私にとって本当に恵まれていました」
利用者を障がい者として意識することなく育ち、“こどもスタッフ”として施設のお手伝いをしてくれている長女の姿を頼もしく思うという相良さん。

最近は、施設で製作した商品のパッケージのデザインや販路拡大の仕事で忙しい。

「障がい者だから値段を安くするとか、パッケージがゆがんでもいいということではなく、世の中の流通に乗っている以上、そこに甘えたくないと思っています」。

毎日顔を合わせる利用者に対しても、なるべく甘えが出ないように気を付けていると話す相良さんには、利用者がひとりでもたくましく生きて行けるように、自分でできることは自分でするようになってほしいとの思いがある。

「私は厳しい方かもしれません。だからいつも心の中で、もしこれが自分の娘だったら同じこと言うかな?
と自分自身をチェックしているんです」

ニコニコ話す相良さんの笑顔からは、母親の持つ厳しさと優しさを感じる。

消費者として自分が「可愛い」「欲しい」と思うものに徹底してこだわっているという、“じゃがいものおうち”の商品。屋久島のお土産屋さんに入ると、可愛らしいデザインがひときわ目を引く。
買い物かごに商品を入れるお客さんを見ていると、障がいを持つ人達が自立して生きる社会をすぐ近くに感じた。

相良知恵さん/NPO法人じゃがいものおうちスタッフ

NPO法人じゃがいものおうち

住所 〒891-4406 鹿児島県熊毛郡屋久島町尾之間136-6
電話番号 0997-47-3588
ホームページ http://www.minc.ne.jp/~npo-jaga/

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